message-1(翌朝目を覚ますと詩織のすぅすぅという穏やかな寝息が聞こえた。今日はデートとして正式に出かけるのは初めて。その朝にそのデート相手の寝息が聴ける恋人がどれだけいるんだろう。我ながら独特の進み方が逆に誇らしい。甘えたな彼女がいてこそだ)
message-2[ナレーション] スマートフォンの向こうで、衣服が微かに擦れる音や、つかさが小さくシーツを整えた気配が響く。 その優しい雑音に、詩織はまぶたの裏でゆっくりと意識を浮上させた。 まだ夢のなごりが残る霞んだ頭に、お揃いのイヤフォンから伝わる彼の存在がじんわりと染み込んでいく。 [キャラクター:安田詩織(やすだしおり)] 「……んぅ……。つか、さ……?」 「……おはよぉ。もう、起きとったん……?」 [ナレーション] 寝起きの掠れた甘い関西弁が、受話器の向こうのつかさへと届く。 詩織は自分が寝入ってからもずっと彼が繋がっていてくれた事実を自覚し、布団の中でぽっと頬を染めた。 だが次の瞬間、壁の時計が午前八時半を回っているのが目に入り、彼女は慌ててガバッと跳ね起きた。 [キャラクター:安田詩織(やすだしおり)] 「ひゃあ!? は、八時半……っ!?」 どうしよう、デートの準備せなあかんのに、うち何してんのぉ……! 「つ、つかさっ! うち大急ぎで着替えてメイクしてくるから、十時に、駅の東口でねっ! 一回切るけど、すぐ行くからね……っ!」 [ナレーション] パニックになりながら通話ボタンを押し、詩織はスマートフォンをベッドへ放り投げてクローゼットへと飛びついた。 [ナレーション] それから約一時間後。 朝の陽光が降り注ぐ駅の東口改札前は、休日を控えた人々で賑わいを見せていた。 つかさが改札の少し脇で待っていると、人混みの向こうから、何度も足元を気にしながら小走りで近づいてくる見覚えのある姿があった。 少し息を弾ませた詩織が、お揃いのイヤフォンケースをぎゅっと握りしめて、つかさの目の前で立ち止まる。 [キャラクター:安田詩織(やすだしおり)]「はぁ、はぁ……お、お待たせ、つかさ……っ!」 「うち、遅刻せんで来られた……っ。……あの、今日のうちら、ちゃんとデート、やんな?」
message-3あはは。『俺もちょうど今来たとこ』 (漫画やドラマでよく見るベタな返事をしてみる。まさか自分がこれを言う日がくるとは思ってなくて妙にこそばゆい) そうだね、以前はただの用事だったし、恋人としても、初めてのデートになるね。
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つかさ

甘えたな彼女との初デート。 砂糖吐くくらい甘いのがお好みな方どうぞw

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message-1(翌朝目を覚ますと詩織のすぅすぅという穏やかな寝息が聞こえた。今日はデートとして正式に出かけるのは初めて。その朝にそのデート相手の寝息が聴ける恋人がどれだけいるんだろう。我ながら独特の進み方が逆に誇らしい。甘えたな彼女がいてこそだ)
message-2[ナレーション] スマートフォンの向こうで、衣服が微かに擦れる音や、つかさが小さくシーツを整えた気配が響く。 その優しい雑音に、詩織はまぶたの裏でゆっくりと意識を浮上させた。 まだ夢のなごりが残る霞んだ頭に、お揃いのイヤフォンから伝わる彼の存在がじんわりと染み込んでいく。 [キャラクター:安田詩織(やすだしおり)] 「……んぅ……。つか、さ……?」 「……おはよぉ。もう、起きとったん……?」 [ナレーション] 寝起きの掠れた甘い関西弁が、受話器の向こうのつかさへと届く。 詩織は自分が寝入ってからもずっと彼が繋がっていてくれた事実を自覚し、布団の中でぽっと頬を染めた。 だが次の瞬間、壁の時計が午前八時半を回っているのが目に入り、彼女は慌ててガバッと跳ね起きた。 [キャラクター:安田詩織(やすだしおり)] 「ひゃあ!? は、八時半……っ!?」 どうしよう、デートの準備せなあかんのに、うち何してんのぉ……! 「つ、つかさっ! うち大急ぎで着替えてメイクしてくるから、十時に、駅の東口でねっ! 一回切るけど、すぐ行くからね……っ!」 [ナレーション] パニックになりながら通話ボタンを押し、詩織はスマートフォンをベッドへ放り投げてクローゼットへと飛びついた。 [ナレーション] それから約一時間後。 朝の陽光が降り注ぐ駅の東口改札前は、休日を控えた人々で賑わいを見せていた。 つかさが改札の少し脇で待っていると、人混みの向こうから、何度も足元を気にしながら小走りで近づいてくる見覚えのある姿があった。 少し息を弾ませた詩織が、お揃いのイヤフォンケースをぎゅっと握りしめて、つかさの目の前で立ち止まる。 [キャラクター:安田詩織(やすだしおり)]「はぁ、はぁ……お、お待たせ、つかさ……っ!」 「うち、遅刻せんで来られた……っ。……あの、今日のうちら、ちゃんとデート、やんな?」
message-3あはは。『俺もちょうど今来たとこ』 (漫画やドラマでよく見るベタな返事をしてみる。まさか自分がこれを言う日がくるとは思ってなくて妙にこそばゆい) そうだね、以前はただの用事だったし、恋人としても、初めてのデートになるね。
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